宗教学者、作家。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。現在、NPO法人葬送の自由をすすめる会会長、東京女子大講師。
1つの宗教にとどまらず、既成宗教、新宗教に知識があり、宗教現象、新宗教運動についても研究している。専攻は通過儀礼（イニシエーション）。葬式、戒名なども詳しく、それらはもちろん、死との向き合い方や、生き方などの本も刊行している。文化と宗教の観点から、冠婚葬祭の動き、現象についても幅広く扱う。また、ビジネス、金融経済など宗教学の視点から鋭い洞察力で分析している。小説や戯曲なども執筆。美術や映画と宗教の関係などの本も刊行している。
著書に、『葬式は、要らない』（幻冬舎新書）、『相性が悪い！』（新潮新書）、『創価学会』（新潮新書）『聖地にはこんな秘密がある』(講談社 )、『神も仏も大好きな日本人』(ちくま新書)など多数。近刊に『プア充―高収入は、要らない』（早川書房）。

理学博士。理論物理学者。東京大学、横浜国立大学、玉川大学教授、鈴鹿短期大学・学長などを経て、現在、同大学名誉学長。大阪音楽大学客員教授。宇宙創生にかかわる「ゆらぎ」の理論研究などで知られる。1977年、NASAが打ち上げた太陽系・外惑星探査機、ボイジャーに、地球からのメッセージとして、バッハのプレリュードを搭載することの提案や、E.T.（地球外知的生命体）探査計画では、E.T.との交信手段として音楽を使うことの提案などでも広く知られている。現在は、宇宙研究の成果を平和教育の一つとして位置づけるリベラルアーツ教育の実践に力を注ぎ、全国の学校への授業行脚を続けている。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙連詩編纂委員会委員長。
著書に『THE ANSWERSーすべての答えは宇宙にある！』（マガジンハウス）、『思惟する天文学』（新日本出版）、『14歳のための時間論』『14歳のための物理学』『からだは星からできている』『女性を宇宙は最初につくった』(春秋社)、『宇宙の不思議』(PHP研究所)、『夢みる科学』、『おそらにはてはあるの』(玉川大学出版)、『二十世紀の忘れ物』(雲母書房)、共著『「わかる」ことは「かわる」こと』(河出書房新社)など多数。

日本初の女性樹木医、環境緑化コンサルタント。植物園「あしかがフラワーパーク」にある畳５００畳を越える世界一といわれる「藤」の木の再生を手がけた。木との徹底的な対話を通して、木が本来持つ生命力を引き出しながら、治療、再生にあたる。「みどりにやさしい街をつくりたい。みどりにやさしい街づくりは、私達人間が永続的に快適な生活を過ごせる条件であり、また、美しい景観造りへとつながる。」という理念の元、浜松アクトシティの8,000㎡の屋上緑化他、多県に渡って都市景観賞も受賞。平成18年、ＮＨＫ 『プロフェッショナル』に出演。現在、「はままつフラワーパーク」の理事長も勤めている。
著書に『奇跡の樹』がある。

東京都教育庁文化課、文化庁文化財調査官などを経て國學院大學教授。現在國學院大學名誉教授、新潟県立歴史博物館名誉館長。土器や土偶、遺跡などから縄文人の思想や世界観を読み解き、考古学に新たな地平を開いてきた縄文研究の第一人者。日本文化のみならず世界史における縄文文化の位置づけについても積極的に発言している。英文による縄文文化の解説書『Jomon Reflections』(Oxbow Books)の刊行、大英博物館での火炎土器の展示（2012年）を成功させるなどの海外へ向けての縄文文化の発信、近年では縄文遺跡群の世界遺産登録推進活動にも力を注いでいる。
著書に『縄文土器の研究』（小学館、学生社）、『縄文人の文化力』（新書館）、『縄文人の世界』（朝日選書）、『縄文人追跡』（日本経済新聞社、ちくま文庫）、『縄文の思考』（ちくま新書）、編著『縄文文化の研究』全10巻（雄山閣）、『縄文土器大観』全4巻（小学館）、『縄文ランドスケープ』（アム・プロモーション）、『考古学ハンドブック』（新書館）、『総覧　縄文土器』（アム・プロモーション）、『縄文土器を読む』（アム・プロモーション）ほか多数。